ジュビリー・プロセッション
前回のペジェントの標本箱が、友人たちの間で好評で、「パレードも載せて!!」というリクエストまでいただきまして・・・これは載せるしかないでしょう・・・というので、今回は第二段、ジュビリー・プロセッション。
「Parade(パレード)」なんだけれど、正式には「Procession(プロセッション)」と呼ばれているよう。
ジュビリー連休最後の火曜日、相変わらず天気はよろしくない。
ロイヤル一行はWestminster Abbeyの式典の後、お食事会、そのあと馬車に乗り込み、Buckingham Palaceに戻るところがこのプロセッション。そのあと、パレス前に集まった大群集の前に、バルコニーからこたえる、というのが段取り。
Westminster Abbeyから、女王陛下一行プロセッションに向けて出発。
Landau(ランダウ)キャリッジに乗り込む、女王陛下。
エジンバラ公の姿がないのは・・・膀胱炎で念のため入院だそう。
あの、ペジェントが激寒かったから、冷えたんでしょうね、お大事に・・・。
女王陛下もペジェントのときより、背中曲がり気味かも・・・お疲れ様です。
雨がぱらつき始めるWhitehallをぬけて・・・、
こちらには孫チーム・・・、
Trafalgar Squareをかすめて、左に曲がり、 Admiralty Archをこえて、
The Mallに入ると、パレスはまん前。
Horse Guards(近衛騎兵)の祝砲。
大群衆の間を抜けて、パレスに到着。
その大群衆は・・・こんな感じ・・・・。ちょっと不気味かも(笑)。
プロセッションのあと、ポリスに先導されて、The Mallを埋め尽くし、
パレス前のヴィクトリア女王記念広場へ向かう。
安全のために、ゆっくり歩いて進む。走ったら・・・きっと逮捕されるんだろうな。
この大群衆が広場に納まって、それからまだしばらく待っていると・・・、
バルコニーにロイヤル・メンバーが登場。
孫チームのリラックスぶりが、毎度のことながらほほえましい。
東から爆音が近づいてきたのは、第二次世界大戦・対ドイツ戦で勇名をはせた爆撃機達。
先頭の大型機はLancaster(ランカスター)、
後ろに続くのはSpitfire(スピットファイヤー)4機と、Hurricane(ハリケーン)1機。
まぁ、爆撃機といえば、物騒なものなのだけれど、
ヴィンテージ・プロペラ機は、なかなか味があるな・・・。
後に続く爆音は・・・、The Red Arrowsフルの9機でのディスプレイ。
最後は、近衛兵がバルコニーの女王陛下に向かって万歳三唱。
ちなみに英語では、Hip hip hooray(ヒップ・ヒップ・フレー)と叫んでいる。
近衛兵が熊毛帽子を脱いで、振りかざすのを見られるのはこんな時ぐらい!?
おまけヴィデオ1は、またダイジェスト版を見つけた。
おまけヴィデオ2、・・・スピットファイヤーからのヴュー。
おまけヴィデオ3、Google Earthがプロセッションの順路を見せてくれる。
いつもは5月末の学校のハーフ・ターム休みが 今年は今週に振り返られているので、
今週いっぱいお休みモードの漂っている、Londonでした・・・。
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