Thursday 7 June 2012

ジュビリー・プロセッション


前回のペジェントの標本箱が、友人たちの間で好評で、「パレードも載せて!!」というリクエストまでいただきまして・・・これは載せるしかないでしょう・・・というので、今回は第二段、ジュビリー・プロセッション。

「Parade(パレード)」なんだけれど、正式には「Procession(プロセッション)」と呼ばれているよう。
ジュビリー連休最後の火曜日、相変わらず天気はよろしくない。
ロイヤル一行はWestminster Abbeyの式典の後、お食事会、そのあと馬車に乗り込み、Buckingham Palaceに戻るところがこのプロセッション。そのあと、パレス前に集まった大群集の前に、バルコニーからこたえる、というのが段取り。




Jubilee Procession - collage from BBC1
Westminster Abbeyから、女王陛下一行プロセッションに向けて出発。

Jubilee Procession - collage from BBC1
Landau(ランダウ)キャリッジに乗り込む、女王陛下。
エジンバラ公の姿がないのは・・・膀胱炎で念のため入院だそう。
あの、ペジェントが激寒かったから、冷えたんでしょうね、お大事に・・・。
女王陛下もペジェントのときより、背中曲がり気味かも・・・お疲れ様です。

Jubilee Procession - collage from BBC1
雨がぱらつき始めるWhitehallをぬけて・・・、

Jubilee Procession - collage from BBC1
こちらには孫チーム・・・、

Jubilee Procession - collage from BBC1
Trafalgar Squareをかすめて、左に曲がり、 Admiralty Archをこえて、
The Mallに入ると、パレスはまん前。

Jubilee Procession - collage from BBC1
Horse Guards(近衛騎兵)の祝砲。

Jubilee Procession - collage from BBC1
大群衆の間を抜けて、パレスに到着。

Jubilee Procession - collage from BBC1
その大群衆は・・・こんな感じ・・・・。ちょっと不気味かも(笑)。
プロセッションのあと、ポリスに先導されて、The Mallを埋め尽くし、
パレス前のヴィクトリア女王記念広場へ向かう。
安全のために、ゆっくり歩いて進む。走ったら・・・きっと逮捕されるんだろうな。

この大群衆が広場に納まって、それからまだしばらく待っていると・・・、

Jubilee Procession - collage from BBC1
バルコニーにロイヤル・メンバーが登場。
孫チームのリラックスぶりが、毎度のことながらほほえましい。

Jubilee Procession - collage from BBC1
東から爆音が近づいてきたのは、第二次世界大戦・対ドイツ戦で勇名をはせた爆撃機達。
先頭の大型機はLancaster(ランカスター)、
後ろに続くのはSpitfire(スピットファイヤー)4機と、Hurricane(ハリケーン)1機。
まぁ、爆撃機といえば、物騒なものなのだけれど、
ヴィンテージ・プロペラ機は、なかなか味があるな・・・。

Jubilee Procession - collage from BBC1
後に続く爆音は・・・、The Red Arrowsフルの9機でのディスプレイ。

Jubilee Procession - collage from BBC1
最後は、近衛兵がバルコニーの女王陛下に向かって万歳三唱。
ちなみに英語では、Hip hip hooray(ヒップ・ヒップ・フレー)と叫んでいる。
近衛兵が熊毛帽子を脱いで、振りかざすのを見られるのはこんな時ぐらい!?

おまけヴィデオ1は、またダイジェスト版を見つけた。



おまけヴィデオ2、・・・スピットファイヤーからのヴュー。



おまけヴィデオ3、Google Earthがプロセッションの順路を見せてくれる。



いつもは5月末の学校のハーフ・ターム休みが 今年は今週に振り返られているので、
今週いっぱいお休みモードの漂っている、Londonでした・・・。