Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)-1-
この前STEAMPUNKや科学史博物館の標本箱を書いていたら、そういえばパリでも、似たような博物館に入ったな・・・と思い出した。
Musée des arts et métiers(パリ工芸博物館)は10年近く大改装で閉められていて、2000年より再オープンしたミュージアム。ここの最寄のメトロ駅が、まさしくSTEAMPUNKしていてかっこいい。昔メトロで何度か通ったものの、ミュージアム自体はずーっと閉まっていたので、いったい何のミュージアムなのだろうかと不思議に思っていた場所。
実は、昔の交通機関や産業機械といったテクノロジーの歴史とともに、工芸素材、技術の分野もカヴァーしているミュージアム。
久しぶりに今年またパリに、それもマレに滞在していたので、このミュージアムは徒歩圏。半分暇つぶし気分で入ったのだが、なかなかフォトジェニックなモノたち満載で、結局カメラ片手に丸一日ここで遊んでいた。

正面入り口の階段ホールの天井からぶら下がるクレマン・アデールの最初の飛行機。

他にも初期の交通機関が保存展示されているのだが・・・、
この建物はサン・マルタン・デ・シャン修道院を改装して使われている。

教会堂内陣に向かって飛ぶ!! かなり圧巻のディスプレイ。

外観はこんな感じで・・・ロマネスクな建築。

教会の壁と機械のコントラストが不思議と美しい。

これは最初の入り口階段ホールの機械の展示。
クラッシックな階段手すりの映りこみが、ここでも不思議エフェクト。

19世紀に開発された機械の展示。この展示キャビネットも・・・明らかに19世紀もの。

機械それぞれがどのようなものかは知らないが、この展示室自体がフォトジェニック。

こちらは同じく古いディスプレイキャビネットに、幾何学モデル。

幾何学モデルは、まるでアート・オブジェ、

何をどう証明しているものなのだかは一切解らなくても・・・。

これはオイルの何やらを分析するためのフラスコ達・・・らしい。

初期の真空管・・・・かな?

初期の電球。
次回は(あさって)、引き続きパリ工芸博物館から「美しき機械達」のイメージ。
やっぱりジュエリー仕事が圧しているので、隔日更新のペースで行く予定。今後ともヨロシクー。
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