Sintra National Palace(シントラ宮殿)-1-
前回までのQuinta da Regaleira (キンタ・ダ・レガレイラ)を後にして、再び前で待ち構えている三輪タクシーTuk Tukに乗って、2つ目の目的地Sintra National Palace(シントラ宮殿)へ向かう。
距離的に500m程度で下り坂なので、歩いても7-8分、普通なら楽に歩ける距離なんだけれど、なにしろ足が不自由だったので、Tuk Tukに乗る。すると、道が一方通行なので、逆にちょっと遠回りになる。
それでも、風光明媚な山のドライヴが、なかなか楽しい。

10分もしないうちに、宮殿に着く。

ここも窓に濃厚なマニエル様式の、曲げ木風装飾がびっしり。


シントラの駅を出てからすぐに、白い2本の突起物のある
この独特の建物が目についていたのだけれど、
2本の突起物が、このパレスのキッチンの煙突だということは、
中を見学してはじめて気がついた。

順路の最初はこのSwans Hall(白鳥の広間)
15世紀に遡る建造で、パレスの中で最大の広間。

広間の名前は、天井画の白鳥に由来する。

その天井画。


その次の部屋は、Magpies Room(マグパイ=カササギの間)。
ここも、タイル装飾の見事な、15世紀建造の部屋。

名前の由来は、同じく天井画のカササギから採られている。

これも装飾的なキャビネット。
幾何学的パターンが、ムーア(アラブ)の影響かと。

その次は、King Sebastião’s Room(セバスティアン1世の部屋)
15世紀の建造で、当時は天井か壁に金箔が貼られていて、
Golden Chamber(黄金の寝室)と呼ばれていたそう。
現在のタイル張りの装飾は、セバスティアン1世の時代、16世紀のもの。



大理石インレイのキャビネット。

アズレージョ・タイル装飾。

その隣の間・・・だったかな?

このあたりから、もうどの部屋のディティールだったか
わからなくなるのだけれど、装飾タイル。

もう一つ、装飾タイル。

タペストリーの間。

岡の上に立つ宮殿の庭は、あまり広くない。
その一部を見渡して、次の部屋へ・・・というところで、次回に続きます。
Sintra National Palace(シントラ宮殿)
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