Friday, 24 November 2017

Palácio Nacional de Mafra (マフラ国立宮殿)-1-

標本箱は、しばらくまたポルトガルを漂いますよ。
今回は、リスボンからバスに乗って訪れた、Mafra(マフラ)にある、Palácio Nacional de Mafra(マフラ国立宮殿)のイメージを。

解説はリンク先の、Wiki.Jpに丸投げして、イメージ次々いきます。

Mafrense bus - From Campo Grande, Lisbon to Mafra
とはいいながら、まずは、アクセスの覚書を。
このパレスは、リスボン中心地から40kmほど北北西に出たところににある。
アクセスは、バスのみ。
バスのターミナルは、リスボンの北、黄色と緑色のメトロラインが交差する、
Campo Grande(カンポ・グランデ)駅を出たところ。

Mafrense bus - From Campo Grande, Lisbon to Mafra
このMafrense (マフレンセ)バスが、1時間に一本走っている。
乗っている時間は、約1時間で、料金は往復で8ユーロ以下だったと思う。
バスに乗る時に、ドライバーに支払う。

Mafrense bus - From Campo Grande, Lisbon to Mafra
5番乗り場からバスが出る・・・のだけれど、
この表示ボード上の、ちいこい、ちいこい⑤以外に、
明白な乗り場の、方向指示は皆無。
リスボンは北ヨーロッパじゃないので、合理性、利便性まるでなし。

でもまぁ、無事バスに乗り込んで・・・、

Mafra - Convent bus stop
パレスが見えてきたら、Mafra - Convent(マフラ-修道院)のバス停。
ここで降りる。

修道院-パレスの中には、カフェ・レストランがないので、
私達はまず、向かいのビストロで腹ごしらえ。
見学途中でも、チケットを持っていたら、ランチに出て、
再入場可能・・・だと思うけれど、確認してみた方が賢明。

Lunch at Restaurante Sete Sóis, Mafra
向かいのビストロ、Restaurante Sete Sóis

Lunch at Restaurante Sete Sóis, Mafra
田舎料理風だけど、まずまずのお味。

さて、ここからが本題のパレスへ向かう。

Palácio Nacional de Mafra
パレスの正面。中央部分は修道院付属のバジリカ。
ここは、パレスであり、カプチン・フランシスコ修道会派修道院でもある・・・
という設計になっている。
建物の正面側がパレスに、その奥に修道院の建物が続く。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
まずは、最初にバジリカ教会を見て回ることに。
これはそのエントランス・ポーチの装飾。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
こちらはSt. Bruno(聖ブルーノ
この教会のの彫刻はイタリアの彫刻家の手になるものだそう。
スタイルが洗練されている。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
フェンス越しに。

Chapel - Palácio Nacional de Mafra
教会の内部。
18世紀様式が、すっきりしていて、力強い。

Chapel - Palácio Nacional de Mafra
地域で産出するローズ色大理石が多用されている。

Chapel - Palácio Nacional de Mafra


Chapel - Palácio Nacional de Mafra
ドーム部分の天井。

Chapel - Palácio Nacional de Mafra


Chapel - Palácio Nacional de Mafra

教会を後にして、パレスの入口へ。
(教会は入場無料、パレスは有料。)
まずは奥の修道院部分から、順路が始まる。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
最初の展示室では、修道院のお宝・・・つまり大半は、
レリカリー達が、展示されている。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
この手の装飾物に、ソフトスポットあり・・・。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
なので、写真を撮りまくって・・・、いつかきっと作ってやる(笑)。

Convent - Palácio Nacional de Mafra
聖人さん盛り合わせ聖遺物と、標本箱って・・・どこかで
座標が繋がっているような気がする。

Convent kitchen - Palácio Nacional de Mafra
順路をたどると、その後に修道院のキッチンを辿って・・・、

Convent kitchen - Palácio Nacional de Mafra


Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
キャビネット・オブ・聖遺物を横目に・・・、

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
あぁ、もうステキ、きっと作ってやる・・・とかつぶやきながら、

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
その次のキャビネットには18世紀薬瓶が満載。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra


Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
これは食器のよう。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
通路の窓から、教会の裏面の眺め。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
修道士の部屋。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
その次の修道士の部屋にも、薬瓶が並ぶ。
それでもまだ、この後何を見るのか、まだわかっていなかった。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
その後たどり着くのが、修道院の病院。
なるほど・・・、さっきの部屋は、医師の部屋だったんだ、きっと。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
18世紀の病院というのは、見たことがないので、興味津々。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
修道院だからだろうけれど、簡素な板ベッド。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
そこに毛布が与えられているだけ。

Convent hospital - Palácio Nacional de Mafra
部屋の端には祭壇が。
18世紀は、医療というより、信仰になんとかしてもらう時代でした。

次回はパレスの方に、話は続きますよ。





Palácio Nacional de Mafra (マフラ国立宮殿)

Terreiro D. João V, 2640 Mafra, Portugal
map:





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