箱彫刻家Peter Gabriëlse(ぺーター・ガブリエルザ)新作
ノルマンディー話の最初は、やはり・・・ペーターおじさんの作品から、ということで、今回の標本箱は、この夏新たに撮影してきた箱彫刻の作品たち。
今年から、冬と春に、オランダ・アムステルダム郊外やユトレヒトで開催されるアート・フェアに出展するようになってから、急に作品がたくさん動き始めたPおじさん。
昨年の夏に作ったカタログからも「売り切れ」のものが出てきて、また新作も加わっているので、カタログを作り直す必要がある。
また、この秋冬で完成予定の作品もあるそうなので、来年1月のアムス郊外・ナールデンのフェアで完成直後の新作を撮影して、カタログを作り直す話にまとまった。
No.25 67x51x12cm
(左に全体像、右側がディティールの写真。)
No.26 77x52x14cm
No.28 81x46x11cm
上2作品は、「新作」ではないのだけれど、オランダのディーラーの元にあった作品で、
昨年のカタログ用撮影からは、もれてしまっていた。
なので、改めて撮影。
No.27 56x48x10cm
No.29 58x38x12cm
おじさんの作品は、時々とてもよく似た構造(内装?)のものがあって、
自称キュレーターの私でも、撮影済みのものか、未撮影のものか、
いちいちカタログを調べてみないと解らないときがある・・・。
これも解らなくなった作品の一つ。
No.30 66x33x13cm
No.31 68x47x11cm
No.32 81x54x13cm
この作品、とりわけフレームの色合いとテクスチャーがきれい。
No.33 67x32x14cm
正面写真なので解りにくいけれど、フレームになっている
(多分)アンティークキャビネットの扉板が、手前に出っ張ってカーヴしている。
No.34 90x51x14cm
二階建てで、下の階段がスリットから少しだけ見えている。
No.35 64x56x16cm
おじさんにしては珍しいゴールド系。
No.36 88x45x13cm
2本立っているのは、実寸のキャンドル。
ちゃんと灯して使われた様になっている。
No.37
これも新作ではなくて、以前の作品。
去年のカタログ撮影の前に、壁から転落する事故で、
中の「部屋」は無傷だったので、今回新たな額に嵌め込まれて、「新作」となった。
そんな話をしていたら・・・、サイズ測り忘れていた。
No.38
これもディーラーから戻ってきた作品。
私たちが、最初に3年前のロンドンのフェアで目にしたのは、この作品。
この作品に「一目惚れ」して、ノルマンディーまで押しかけフォトグラファー、
挙句の果てに、勝手にキュレーターと化している、のだった(笑)。
まぁ、みんなハッピーなのでよしとしよう^^。
Cat.P.70 106x57x14cm カタログNo.P.70の作品。
すでに撮影しているけれど、スリガラスが嵌め込まれていて、後面から光が当たると、
まったく違った表情を見せる作品なので、撮りなおしてみた。
あぁ、この中に入っていってしまいそうだ~。
で、次回は箱の中に入ってしまったらこうなった・・・という例の、ル・シャトーのインテリア。 毎年撮ってるけれど、それでも飽きない、フォトジェニックぶり、なのだった。
Labels: アート/デザイン
<< Home