Lassco(ラスコ)アンティークス-2-
今回も、London、Vaxhallのアンティーク・ディーラー、Lassco(ラスコ)のイメージの続き。
このお店や、ここが入っている建物、Brunswick House(ブランズウイック・ハウス)に関する情報は、前回の標本箱を参照下さい。
2階にたどり着いたのは、今年に入ってから、2回目に訪れたとき。
これは、2階に上がる階段ホール。
バス停の標識やら、マイ・フェア・レディのオリジナルポスターやら。
で、階段から、反対向けに入り口ホール側を見ると、こんな感じ。
床にテキトーな感じで延べられている、ラナー・カーペットなども売り物のはず。
ちなみに、理由は知らないのだけれど、どこでもアンティークのカーペットは、
必ずといっていいほど、床に放り出して展示販売されている。
どすどす踏まれて、ちびた方が値打ちが出る・・・といわんばかり。
なので、いかにも踏まれそうなところに出してあるカーペットは、ふんずけてかまわない。
売り物だからといって、わざわざ避けて歩く必要はない。
2階に上がってすぐの小さな部屋は、子供部屋や、スタディのテーマのアンティークがかためられている。
本棚とか、引き出しとか・・・とてもそそられる。 うちに入れるスペースはもはやないのが残念。
もう一つの棚の中には、シェルやシェル・クラフトの箱が展示・販売されている。
なんとなくBrighton(ブライトン=海岸の町)みやげ?という感じで、
あまりステキ・・・とは思えないのだけれど(関西で言えば、「白浜みやげですか」・・・的なる)、
これもれっきとした、18世紀博物学に由来する、conchological(貝類学的)工芸。
18~19世紀のご婦人方の間で、ファッショナブルな趣味として、普及していたのだそうだ。
彼らがふたたび、トレンディーになる日は来るのだろうか(笑)。
一方、サンゴの方はインテリア小物として、近頃頻繁に使われている。
貝箱の時代ももうすぐ?
別の部屋の、テラコッタの美人さん。
ミラー+シャンデリアは、いつでもフォトジェニック。
これは、タバコの広告ミラー。 典型的なヴィクトリアン。
窓際の、ヴィンテージのテラコッタ・ポット。
テラコッタポットは、傷んだり汚れたり・・・
使い込まれている「方が」味わいがあって、お値段も多少高かったりもする。
なので、安物の新品をガーデンセンターで買ってきて、
アクリル絵の具やら、砂を混ぜたジエッソを、スポンジでたたきつけて塗って、
「古び」をつけたり・・・なんてことを、私はよくやる。
モザイク張りトップの、ガーデンテーブル。
脚のメタルワークのエレガントさと、錆びたテクスチャーの組み合わせが、いかにも「シャビーシック」。
もちろん、部屋の中で使うのも、ステキ。
2階の奥の部屋。この漆喰が落ちて、レンガむき出しの壁が、とてもクール。
ちょっとイーストっぽい「シャビーシック」
この部屋は、ペイントされていない、板張りがむき出しの壁。
ちょっと、ペーターおじさんの作品の「箱の中」・・・な、インテリア。
あ、まったくの余談。今年の夏もまた、ペーターおじさんのル・シャトーに押しかける計画進行中。
おじさんからも「いらっしゃい」メールをもらって、まだ冬なのに、すでに盛り上がりっているところ^^。
同じ部屋で、クリアランス・セールにかけられていた、気の毒な鼻欠け紳士。
この、大きな方の部屋には、テーブルが入っていて、そのテーブルの反対側の棚には・・・、
壜がぎっしり・・・。で、壜マニアの、同行のDanaさん、熱狂購入。
ホメオパシー・レメディーの壜があったので、さもありなん・・・。
いつでもフォトジェニックな、古壜達。
先日から、急速に寒波到来の、U.K.。さすがの温暖大都市のLondonも、今夜は少し雪景色。
今夜は早寝して、明日は早起きでカメラを持って、散歩してみようかな。 ふふふ、寒いのけっこう好きです^^。
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