Hamton Court Flower Show (ハンプトンコート・パレス・フラワーショウ)2011-1-
今回は先週訪れた、我家の夏の恒例行事、Hamton Court Flower Show (ハンプトンコート・パレス・フラワーショウ)のイメージ。
先月Chelsea Flower Show(チェルシー・フラワーショウ)のイメージを展覧したが、このハンプトンコートパレスのものも、同じRoyal Horticultural Society (王立園芸協会)、略してRHSの主催で、年に一度7月の開催。
どのフラワーショウも(この2つ以外にも、CheshireのTatton Parkで7月後半に開催されている)、月曜から日曜までの一週間の会期で、月曜はロイヤルや特別招待客が午前中から入場。この朝にすべての参加スタンドにシルバー、シルバーギルド、ゴールドのメダルや、ベスト・オブ・ショウなどのアワードが贈られる。夕方からはGara(ガラ、前夜祭)ナイトで、ピクニック・ハンパーか、ディナーに、クラッシック音楽の生演奏、花火のイベントのついた、当然それなりにお値段のかさばったチケット購入者が来場。(うちのベッドルームから、花火はタダ見。近頃近所の木が一段と伸びてきて、視野を妨げているのだが・・・。)
火・水曜日がRHSのメンバーディで、木曜から日曜は一般客も入場できる。いずれにしても、事前にチケットはNetか電話で購入しておく必要がある。
うちは配偶者氏がメンバーなので、例年メンバーディ最後の水曜、午後3時~7時のチケットを買っている。
これまた例年歩いて15分位のテムズ川船着場から出る臨時ボートで行き帰りしていた。ところが、今年からあまりに乗客が少ないので(いつも6組ぐらいしか乗っていたためしがなかったのは確か・・・)、この3時入場用の特別便がなくなってしまった。前日に問い合わせて、このことが解って、やむなく鉄道で向かう。と、いってもたかが2駅なのだが、30分に一本の電車なので、ちょっと面倒。
それでも、悔しいので(?)Hampton Courtの駅から、河の対岸の会場入口までをシャトル運行しているボートに乗る。
歩いて橋を渡っていっても、たかだか20分程度なのだが・・・。
なぜだか、ハンプトンコート・パレスにはボートがよく似合う。
ヘンリー8世の時代も、この宮殿とウェストミンスター間の交通手段はもっぱらボートだったとか。
チェルシーが、社交とショウガーデンが目的だとしたら、ここハンプトンコートの売りは、ショッピング。
「世界最大のフラワーショウ」というだけあって、広大な敷地。
植物はじめ、ガーデニング・グッズの販売スタンドも、大量に出店。
右はハンプトンコート・フラワーショウ名物「折りたたみプラ・トロリー」。
こんな風に皆さんお目当ての植物を探し出してくる。
左は、駐車場まで買い込んだ植物やグッズを運搬してくれる「バイト君」(運んでもらうのにいくら払うのかは知らない)。
この2つは、チェルシーではありえない。
これが、メインのフローラル・マーキーで、今年の規模は史上最大・・・ではないかな。
マーキー内は花たちの美しいディスプレイもさることながら・・・、ふんだんな展示スペースを生かして即売。
チェルシーが「名」だとしたら、ここハンプトンコートは「実」。どんどん売る。
種も・・・、
球根も、
サボテンも・・・。
通信販売やNet販売が普及してきた園芸業界でも、やっぱり実物を見て、選んで買えるにこしたことはない。
これはマーキーの外の、ナーサリーのスタンド。
左にガーデン式にディスプレイして、メイン・スタンドでは販売。
園芸グッズ、ガーデン・グッズのスタンドも大量。何でも買ってしまいそうで・・・とても危険。
あれも・・・、これも。
ガーデングッズにも、アンティーク、シャビー・シック系のトレンド有。
いかにも「おばさま受け」のよさそうな感じ。
こういったスタンド以外にも、雑貨全般のスタンドが入っている「カントリー・リヴィング」のマーキーまであって、
物欲を刺激すること限りなし・・・。
ちょっと変わったところでは、アイアンマンガー(鍛冶屋)のスタンド。
看板やら、カザミを作っていて、オーダーも出来る。
これはレトロ風のキャラヴァン。おしゃれな物置やら、サマーハウスとして使う。
これは小さい方で、大きい方は薪ストーヴも付けられて、住めてしまう。
今回は、「ショッピング」にフォーカスしてしまったので・・・、
次回から真面目に(?)ショウガーデンやら花達のイメージにいきます・・・。
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