Medieval re-enactment (中世 リ・エンアクトメント)-4-
2009年のイースターホリデー(4月)、Warwick Castle(ウォリック城)での、中世リ・エンアクトメント・イベントのイメージの4回目。
このイベントの最大の「見どころ」は午後2時からの、敷地内を流れるAvon(エイヴォン)川の中州での「模擬戦闘」。
現代のこととて、安全第一で運営されているが、リ・エンアクトメントの参加者もトレーニングは怠りなし。
今日は「戦いの準備」のイメージを集めてみよう。

空き地があれば・・・即「ちゃんばらごっこ」の練習。

これは槍兵のトレーニング・・・あまり、足並は揃ってないか(笑)。

この武具自体何というか知らないのだが、扱いが難しそう・・・。

コーチからアドヴァイス。

射手のデモンストレーション。

中世イギリス軍はLongbow(ロングボウ、長弓)で有名。
ここで、射手達が使っているのはやや小型だが、大型のロングボウは2m以上ある。
ドイツやフランス軍は巻き上げばね式のクロスボウ(誰でも使えて簡単)が主流だったが、
イギリス軍の誇りは、この高度に鍛錬されたロングボウ射手。
実際、現代のマシンガンではないが、トレーニング次第で一分間に10-12連射が可能。
クロスボウ以上の飛距離・破壊力も持っている。
余談だが・・「ロビンフッド」の映画でラッセル・クロウの最後の一撃も、もちろんこのロングボウ(笑)。

デモンストレーションの後片付け。矢を回収してきて、所有者別に別ける。
矢羽の色別で誰のものか、わかるようになっている。

こちらでは、騎士の馬の準備。小柄な騎士は、実は女性だった。

同じ女性騎士、準備中。

こちらは「高級」騎士のテント。奥方様が手伝って、鎧装着。

その騎士様のテントを覗き見させてもらう。
テント、キャンプといっても、このようにちゃんとベッドも持ち込まれていてとても優雅。
こうやって「優雅な」ディスプレイができて、そしてこの鎧がオーダー・メイドできるということは、
この騎士様、現代生活でも裕福なお方、会社重役といったところだろうか。
リ・エンアクトメントでも、中世となんら変わりなく「鎧を作れる経済力のある人が騎士になれる」という原理は同じ。
次回はいよいよ「模擬戦」本番!!
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