Sunday, 14 November 2010

Medieval re-enactment (中世 リ・エンアクトメント)-2-

2009年のイースターホリデー(4月)、Warwick Castleウォリック城)での、中世リ・エンアクトメント・イベントのイメージの2回目。 今日は中世の人々の暮らしぶり。

Lunch
これはランチタイム。テーブルの上はすべて中世のリプロダクションの食器。
食べているのは、チーズに無漂白パン、豆のシチューなど。料理も史実に基づいて作られる・・・。

Bon appetit!!
食器をクローズアップで・・・。陶製、木製のボウル、スプーンは木製か錫製。
ガラス器は高級品で、商人や騎士階級以上でないと使われていない。農民は木製品と陶製の食器を使っていた。

Lunch
ここもランチタイム。チーズ、チキンのサラダ?と思しきもの、葱のキッシュ。

Butcher
これは肉屋さん。

Baker...
パン屋さんは大忙し。車の上に載せた移動式オーヴン。
右下では、オーヴンに蓋をして、泥で蓋を止めつけている。

As well as an ironmonger
パン屋さんは・・・鍛冶屋も兼ねている。

Cooking beans
右下はワインの樽。上の写真、真ん中で木炭に火を入れて、その回りに土器のピッチャーを置いてワインを温めている。
いろいろな豆を入れたシチューも1日がかりのスロー・クッキング。

Open air canteen
騎士達の「野外飯処」。豆のシチューに無漂白パン、ビールかワインの飲み物と言うのが定番。
しかし、実際には安全規制で、イベント中はアルコール禁止なのだとか・・・。
なにしろ、このあと「模擬戦」をやるので(笑)。

Preparing dinner
これは、もう少し後で・・・、晩御飯の用意。
肉とマッシュルームを炒めたものと、根菜のスープ。
ちなみに、中世ヨーロッパ人は、まだトマトもポテトも知らなかった。
これらはコロンブスのアメリカ大陸発見以降、南米からもたらされたもの。

Girls thing...
食事の後は、おしゃべりで盛り上がっている。
テントの中のおじさんは、ご婦人方の話題には入っていけないものと見える(笑)。

She is winning...
こちらではNine men's Morrisというボード・ゲームの対戦中。
このゲームはローマ時代からあるとかいう話。いまのとこと・・・互角かな?

Spinning yarn
遊んでいる人もいれば、働いている人もいる・・・糸紡ぎ。

Tablet weaving
これはTablet weaving(タブレット織)と呼ばれ、薄い木の板にあけた穴に羊毛の糸を通して、
その何枚もの板をパタパタ動かしながら、織っていく。右下のような平組みひもが出来上がる。
しばらく見ていたが、原理は全く解らずじまい・・・。

Life
中世テント村。

Wares
リプロダクションの器や壜など。
今でも「歴史モノ」の好きな工芸家がいて、それぞれハンドメイドされている。
リ・エンアクトメント・マニアのための、こういったリプロダクション製品のフェアも開催されているとか。
一度行ってみたいと思っている。


次回は、中世の「職業」、まだ続きますよ。

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