Tudor (チューダー)ジュエリー
イギリス、チューダー・コスチューム・イベントに関連して・・・、この頃のジュエリーの話。
この前のイベントから、ご婦人方のジュエリーをクローズアップしてコラージュしてみた。(フォーカスが甘いのはご容赦)
これらは、当時の肖像画に基づいたかなり忠実なリプロ(複製)
Part of The Family of Henry VIII- by an unknown artist c 1545 英国王室所蔵
これは侍女達の肖像画。右の女性はAの頭文字のペンダントを付けている。
当時はやっていたようで、アン・ブーリンのB頭文字のネックレスは有名。
この標本箱の最後に彼女の肖像画イメージを載せた。
Henry VIII and six wives exhibition @ Warwick Castle 2009
これは去年のウォーリック城の展示。
昨年はヘンリー8世即位500年記念だったため、どこもかしこもヘンリー8世関連のイベントやディスプレイを企画。
ここのものは、マダムタッソーとの提携の蝋人形展示なのだが・・・
ヘンリー君、6人の妻達に詰め寄られているようで形勢不利の模様。
ジュエリーのリプロはどれもお見事。
その、昨年のヘンリー君祭りを見越して、不詳私もチューダー風のペンダントを作ったことがある。
Kotomiジュエリー 2007秋冬コレクション -チューダー・シリーズ。
右から時計回りに、キャサリン・パー(Catherine Parr ヘンリー8世最後の王妃)のペンダント。
プリンス・アーサー(Prince Arthur 夭逝したヘンリー8世の長兄)のペンダント。
エリザベス1世(Elizabeth I ヘンリー8世の娘 )のペンダント。
アン・オブ・クリーヴス(Anne of Cleves ヘンリー8世4番目の王妃)のペンダント
ヘンリー7世 (Henry VII ヘンリー8世の父王)のブローチ
これはその当時出展していた、トレード・ショウ用の話題づくりとして企画したもの。
私の場合ポリマー・クレイでベースを作るので、忠実なリプロというよりは「In-the-style-of」、チューダー「風」のし上がり。
イメージ・ソースは以下に。
キャサリン・パー と プリンス・アーサー :Hever Castle 所蔵
エリザベス1世
これはまだ女王に即位するずいぶん前の「若き日」。
アン・オブ・クリーヴス と ヘンリー7世:Hever Castle所蔵
上のイメージでは、エリザベス1世は、複雑で危険な政治的状況の中で生き残るために、おとなしく地味に装っている。
女王に即位した後の華美な姿はご存知のことと思う・・・。
しかし、ここで女王が手にしているペンダント・ヘッドは、昔の隠棲を余儀なくされていた時代のものと、同一のもの?のように見える。彼女を栄光に導いたタリスマン(お守り)的ペンダントなのかもしれない・・・。
Labels: 歴史
<< Home