Palácio Nacional de Mafra (マフラ国立宮殿)-2-
引き続き、Palácio Nacional de Mafra(マフラ国立宮殿)より、今回はパレス側に移動。
エントランスになっている部屋。
右側に続く窓が、パレスの正面に面している。
この先で、廊下から教会内部が見渡せるように設計されている。
天井画。
教会正面ポーチの彫刻(イタリア製)に比べて、
なんだか全体に表現が硬い感じなのは、
ポルトガル画家の手になる・・・ということなのか、
それとも修復のせいなのか?ちょっとこの辺は不明。
内装が全体的に、空間にしっくりしてなくて、とってつけた感じなのは、
ここがロイヤルの常住するパレスではなくて、
夏の間の狩猟ロッジとして使われていたせいなのかも。
そして、めぼしい家具や美術品は、
19世紀初頭にナポレオンの侵略から逃れて、
国王一家がブラジルに渡る際に持ち出されたせいなのかも。
うーん、左の肖像画(多分John VI =ジョアン6世)の、
このナイーフな描写力・・・王様の肖像画がこれでいいのか?
と・・・まぁ、けなしてばっかりですね(笑)
いや、教会美術がパワフルなだけに、
パレスはちょっとカタスカシ。
左側の扉の奥には・・・、
小さなチャペル。
ここは境界部分に面していて、渡り廊下状になっている。
窓は正面に面している。
この彫像はJohn V(ジョアン5世)で、先ほどのジョアン6世の祖父。
その窓からの眺め。
6km程先に大西洋が開けている。
この廊下部分は、教会と同じ色大理石で構成されていて、
この部分はなかなか美しい。
正面を見晴らす窓と反対側にも窓があって、
教会の内部が見渡せる。
17世紀風の家具たち。
肖像画は20世紀初頭の、最後の国王Manuel II (マヌエル2世)かな?
ちょっとパレスっぽくなってきた。
このホール部分で、狩猟ロッジとして使われていたのがよくわかる。
その奥の私室。
ダイニングルームや、
ビリヤード・ルーム。
次回は、順路の最後に置かれているこのパレス
(というか、修道院)の最大の見もののエリアを。
これを見に来たと言っていいぐらい。
それはなにか・・・まだもったいをつけておいて、次回をお楽しみに^^。
Palácio Nacional de Mafra (マフラ国立宮殿)
Terreiro D. João V, 2640 Mafra, Portugal
map:
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