ハンプトンコートパレス・フラワーショウ -3-
フラワーショウ・イメージの最終回。
例年どちらかと言えば地味な印象のフラワー・アレンジメント・マーキー。ところが、今年は実にゴージャス。
全体の基調のテーマは「ヴィンテージ」、キャス・キッドソン、シャビー・シックやグランジといったインテリア・トレンドの最先端を行っているではないか・・・。
このスタンドがお気に入り。なぜシルヴァー・メダルなのか!?
私内ゴールド・プラス・メダル、そしてベスト・ディスプレイ賞。おめでとう。
The TraditionalFlower Co. http://www.traditionalflower.co.uk/
同じスタンド。ヴィンテージ菓子缶、お茶缶、を鉢カヴァーに使用。
上記のスタンドと、他のアレンジメント・マーキーのスタンドのイメージとでコラージュ。
フラワー・マーキーの中は、英国各地からさまざまなタイプの植物に特化したナーサリー(育苗業者)が、スタンドを出している。珍種の苗を探している人は、通常は通信販売に頼るか、わざわざ(たいていは田舎の果てにある)これらの特化ナーサリーまで出向いて、苗を入手することになる。こういったフラワーショウでは、一つの会場にそのような業者が大集合しているため、熱心な園芸家はリスト持参のショッピング。
我々は、いくら美しくても、珍種の苗様に来ていただくのはおこがましい不心得者であることを、経験上肝に銘じているので、ただただ見てまわって、写真イメージで持ち帰ることにしている。
マーキーは白い巨大テントなのだが、その下で撮るとすべてわずかながら、黄色よりのティントがかかって、だるい感じに写る。マーキーの外と中を出たり入ったりなので、カメラ上でホワイト調節はせずに、ポストプロセスで黄ばみを取っている。
この真上のレイヤーイメージは、かなり明るめに飛ばしたイメージ同士を重ねている。草原の光の中のつもり。
一日の終わり。日の長いイギリスの夏の日もたそがれて来る。
さて、そろそろまたジュエリー製作にとりかかる。来週はExeterとGuildfordの取引先への納品が待っている。
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