ハンプトンコートパレス・フラワーショウ -1-
今年もHampton Court Palace Flower Showのシーズンになった。
私と配偶者氏は渡英以来、つまりこの12年間毎年見に来ている。気まぐれイギリス天候のこととて、比較的天候の安定している(はずの)7月でもあてにはならない。ここ2年連続で豪雨(といっても20分程度の典型的通り雨)にヒットされている。確か4年前だと思うが、台風級の強風のため、我々の入場直前に会場閉鎖になったことまである。英国庭人たるもの、どんな天候であろうが大して気にかける様子も見せず、淡々と状況をEnjoyする・・・のだ。
幸い今年は連日うす曇。暑くもなく寒くもなくちょうどいい天候。
例年近所の船着場から、ボート便で向かう。うちもHampton Courtもテムズ川沿いで、20分弱のボート・トリップ。
ショウ自体は、クレジット・クランチのあおりで、メイン・スポンサーだったメリル・リンチを失い、昨年来多少パワー・ダウンしている。しかし、本来の地味な英国庭人にはショウマンシップは不要、これぐらいがちょうどいい。
今年のテーマはシェイクスピア。Rose marquee(薔薇館)では「真夏の夜の夢」のコスチュームとともに薔薇のディスプレイ。
コスチューム・オタクの私には「花よりコスチューム」
園芸好事家でない悲しさ、それぞれの名前は知らない。
The Name of the Rose・・・薔薇は薔薇という名前なくしても美しい。
薔薇と美の競演のお嬢さん
薔薇とは対照的に、地味だがナチュラルな味わいのあるアストランティア・メージャー
ショウ・ガーデン、シェイクスピア・ガーデン等、続きはまた明日。
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